うぐいす家事日記

主婦歴ン十年・うぐいすによるためにならない家事ブログ

意外と楽器持ち

 

「おばちゃんフルートを買う」でフルートを買い替えた話を書きましたが、

私はフルートを始める前はクラリネットを吹いていました。

きっかけは学校のクラブ活動です。よくある話ですね(笑)

私の行った学校は時代のせいもあったと思うんだけど、小中高とも周囲がまったく音楽に理解がなく、地区大会がせいぜいの弱小部ばかりでとてもつまらなかったです。

演奏会や学外演奏なんてほとんどやったことなく、私が吹奏楽部だって知らない同級生もいたんじゃないかな?

吹奏楽にかける熱い青春をやってみたかったです。

隣の学区の中学や高校は全国大会レベルの強豪校で、引っ越しをしない限りはいれない学校を指をくわえて眺めるだけでした。

大学も同じで、吹奏楽自体がなかったので、音楽研究会みたいなのに入って細々と吹いていました。

ちゃんと指導できるコンダクターの元で大編成の吹奏楽やってみたかったなあ…

市民吹奏楽みたいなのもやったんですけど、吹奏楽レベルの高い学校出身の人の勢いがどうもなじめなかったですねえ。

細々と吹いているくらいなので、当然レベルアップすることもなく、

なのに辞めることもなく細々とこれまで来ちゃった。

 

そんな日に終わりが…終わりというか3回の出産を経て、食いしばりすぎたみたいであごをダメにしちゃったんです。顎関節症です‥

 

やってる方はわかると思うんですけど、クラリネットはマウスピースに取り付けたリードを振動させて音を出す楽器で、マウスピースをくわえて息を入れるんですけど、

顎関節症になってから楽器を吹くたびに顎が痛くて…

顎関節症の治療も一応したんです。

普通の生活を送るのには平気なんだけど楽器を演奏するのは辛い…

 

でもなんか楽器はやりたいなあ…と思って始めたのがフルートでした。

クラリネット、アルバイトして買ったクランポン持ってるんですけどね~

なんとかに真珠でしたね~

処分しようかと思いケースを開けてみたら

泣けて来ちゃったので処分できないままです。情けなし…

 

フルート始めたばかりの時は指使いがクラリネットなっちゃったり、そもそもフルートを縦に構えちゃったりして先生に爆笑されました。

知識全くなし状態で始めたフルートでしたが、一応耳でピアノとあわせてチューニングはできるし、音程があってるかどうかとか音のイメージくらいはわかるので、これまでの細々とした歩みは全く無駄じゃなかったかな…無駄じゃなかったと思いたいです。

それにしてもクラリネットどうしよう…悩ましいこの頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むかしすんでいたところ

先日 通販を利用したら、発送元の住所が昔住んでいた社宅の住所だった。

会社の業績が傾いて幾つかあった社宅を売却処分したとは聞いていたが、私が住んでいた社宅は流通倉庫になっていたんですね。

買い物をしただけなんだけど、昔の自分から手紙をもらったような気分がした出来事でした。

片付けの記録

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ここ数年放置していた納戸を片付けることにした。

4畳半ほどの広さで、窓が2カ所、天窓、エアコン電源、コンセント4カ所、意外と設備が充実しているので「リモートワーク部屋」にしようと思い立ったのです。

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(この天窓、スイッチ入れると開きます)

さあて、まず、どこをどうしたらいいのか?

姉が片付けに詳しいので聞いてみたら

「まずは布を片付けよ」だそうで…

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まず、子どもたちが置いていった衣類を処分。

なんで白衣?(ウチの子たちはみんな文系)

いらないよね…処分!

こんな感じで45ℓ2つ分、その他「売れるかも?」の衣類が6袋ほど出たので古着屋さんに売ってみたら1500円ほどになりました。

ガソリン代にはなったかな?

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(地面が見えてきた…)

姉のアドバイスにより、次は「紙類」に着手。

書籍、マンガ、文庫本が埋もれていた…BOOKOFFに持ち込むと4000円ほどになりました。

子どもたちの教科書類…処分したつもりだったけどまだ残ってた〜これも容赦なく処分。

売れなさそうな本とガラクタは市の清掃工場へ3往復。

子どもの教科書、私の雑誌など処分料770円なり。

もうちょっと頑張ろう…

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大地(床)が顔を出し始めた…

格闘は続く…

 

夫の小学生の時の書初め展の賞状が出てきてひとりで大笑い…

(亡き姑がいつだか渡してくれたんだっけ)

意外と夫のものがあったので(会社で貰った表彰状とか…問題起こして退任した社長の名前入り。こんなのいるのか⁇)とりあえず、箱にまとめて押し入れに突っ込む。

 

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やっとほぼ片付いた…

 

 

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この部屋のメインの窓のカビだらけだったカーテンを洗濯。

この窓はお隣のベランダが丸見えなので目隠し代わりに断熱シートを貼ってみました。

(断熱してるかどうかはナゾだけど目隠しにはいいよね)

カーテン古いからこの際に取り替えようと思ったのと、部屋が広く見えることを期待して、この窓はロールカーテンにすることにした。

先日カーテン屋さんに発注してきました。

せっかく生まれ変わるんだから、ちょっとおしゃれにしてあげたいなーと思って。

 

この部屋を片付けたのには実はもう一つ理由がある。

家族の誰かがコロナウィルスに感染したら、この部屋で過ごしてもらおうと考えたのだ。

この部屋の隣はトイレなので、衛生方面にもいいかと思って。

たとえ感染したとしても、症状が軽かったら自宅療養と聞いたので、隔離部屋があると便利かな…そんな風に使わなくて済むといいなぁ…

 

というお部屋片付け騒動の顛末でした。

おそまつ!

 

 

 

 

 

貴婦人の茶会

母は昨年白内障を患い、目が見えにくくなったのを機に免許を返納し、愛車も処分した。

 

バスも通らないど田舎ゆえ、車と免許がないとさぞかし不便だろうと思ったら、そうでもないという。

元々買い物が嫌いなんである。

金を使うのが嫌いなのではなく、人に買ったものを見られるのが嫌という自意識過剰気味な性格によるものなので根が深い…

日常品、食品は同居の弟がメモを片手に買いに行き、もしくは商売をしている親戚に頼んで宅配してもらい、野菜は家の前の畑で自作、米は古い友人達から買い付け、特に食生活に不自由はない…。

食生活においてただひとつ足りないもの、それは田舎の女性の社交「お茶飲み」の茶菓子が足りないのが悩みなんだという。

そりゃそうだな、ジャンクフード世代の弟におばちゃんのお茶飲み用茶菓子を用意するセンスはないわな。

じゃあ弟の運転で町に買いに行けばいいじゃないかと思うのだが、前述の理由で買い物が嫌い。じゃあどうすんだよ?

ということで、母の話を聞いた結果、私が実家に行く時(月に1.2回)の手土産は「お茶飲みのお茶菓子」ということになった。

最初は訳が分からず近所のスーパーで買った「いかにもおばちゃんの好きそうな茶菓子(ひとくち羊羹とかまんじゅうとか)を持っていったのだが、何回か持っていくうちに、コツというか傾向と対策を掴んできた。

母は「カルディ」とか「イカリスーパー」とか「成城石井」とかで売っている、ちょっと小洒落たお茶菓子を喜ぶのである!

(たしかに、実家の町にはどれもないわ。ウチの近所にもないけどな!)

ちょっと毛色の変わった菓子を出せば、話題も広がるし(そこらへんの話術は巧み)ちょっとステキなパッケージに枯れた心も踊るらしい…

田舎のおばちゃんだけど、心はいつまでも貴婦人なんである。

そこにデパートで買ったちょっとした菓子(モロゾフとかメリーズとか…)などちょっと入れておけば大満足✨近所の人にいただきものをした時にお返しに渡せば母の虚栄心は完璧なものとなるのであった。

最近の我が家には実家用に「お菓子袋」を用意し、先述した店に行った時は必ず母の好きそうなものを買ってストックするようにしている。

もう一つ、気づいたことは母は「カルディ」の紙袋が好きだということ。

丈夫だし、ちょっとおしゃれだし、田舎にはないお店なので何かお返しを渡す時に都合がいいらしい。一枚何十円かするのだが、母が喜ぶならそりゃ買いますとも!

母が元気なうちは、数少なくなったお友達、幼なじみといった貴婦人の皆さんとお茶会をするであろう。

そのささやかな楽しみの手伝いができればと思っている。

 

 

兄弟のバランス

私は3人兄弟の真ん中である。

上が姉で下が弟ね。

 

父はとうの昔に亡くなり、やたらと元気な母が実家で暮らしている。

やたらと元気とはいえ、さすがに老いには勝てず医療機関のお世話になり始め、ついには入院、簡単な手術、なーんてこともたまにあるようになった。

さて、病院誰が連れてく⁇問題勃発

同居の弟ばかりに任せておくのも申し訳なく、さりとて弟に姉2人を仕切る元気もない。

(覇気のない男なんだ。アタシの弟は…)

そこで姉が登場?と、思うでしょ?

姉は母とちょい折り合いが悪く、会えばケンカ、電話でケンカ、あーもうよくやるよ。

 

なぜかアタシの出番となるのである。

 

姉が仕切ると「お姉ちゃんが頭ごなし」的雰囲気になり、母と弟が機嫌が悪くなり…

弟が仕切ると「普段お母ちゃんに迷惑ばかりかけてるアンタが何をいう(実際弟は母に迷惑ばかりかけている)」という感じで姉のご機嫌を損ねるわけですね。

 

真ん中のアタシが「お姉ちゃんはこれをこうやってくれ」「弟はこっちを頼む」と丁寧に頼むと2人とも言うことを聞いてくれるんである。あくまで2人ともそれぞれ下手に出て丁寧に頼むのがコツと言えばコツ。

それぞれがミッションを遂行してくれたら最大の賛辞を送り最大の礼を言う。母の分まで丁寧に。

 

思えば父の葬儀の際も私が「とにかく、兄弟喧嘩しないようにしよう!心を一つにしないと葬式はできないよ」と、2人に呼びかけ無事に葬儀を終わらせたのであった。

 

2人とも、「普段ボーっとしてる妹がまともなことを言っている」「長女に言われるより年の近いコイツに言われる方がかなりマシ」そう思ってるんだろうな。わりと反論なく言う通りにことは進む。

 

「頭ごなしに命令しがちな第一子」

「卑屈になりがちな自由人第三子」

を上手くまとめるのが「第二子」の私に課せられた家族ミッションなのかもしれないなと最近思い始めている。

タイムマシンがあったら

もし、タイムマシンがあったら見てみたいものがある。

それは赤ちゃんの自分。

ウチの両親は子どもが生まれたからといって大喜びで写真や動画(当時はフィルム?)を撮るっていう行為が全くなかった。
当時、カメラは高価だったし、父はマメな男じゃなかった。家族の記念写真すら撮らなかった。

最初の子ども・姉の写真が少なく(しかもいつもふくれっ面…)2番目の子どもの私なんて皆無に等しい。
「これがお前」と見せてもらった写真の赤ん坊は叔母の膝に乗ってる。叔母の子(つまり従兄弟)にも見えるので(服が可愛らしすぎる)真偽はどうも疑わしい(覚えてない母も母だわ)。

自分の子どもが自分の赤ちゃんの時に似てる…なんて話も聞くが、どの子どもも遺伝子負けして夫にそっくりなのであった。

赤ん坊の自分に会いたいが誰も覚えていないし、写真もない。
その点、今の子どもは毎日のように写真が撮れるから記録が残ってていいなぁ。