「おばちゃんフルートを買う」でフルートを買い替えた話を書きましたが、
私はフルートを始める前はクラリネットを吹いていました。
きっかけは学校のクラブ活動です。よくある話ですね(笑)
私の行った学校は時代のせいもあったと思うんだけど、小中高とも周囲がまったく音楽に理解がなく、地区大会がせいぜいの弱小部ばかりでとてもつまらなかったです。
演奏会や学外演奏なんてほとんどやったことなく、私が吹奏楽部だって知らない同級生もいたんじゃないかな?
吹奏楽にかける熱い青春をやってみたかったです。
隣の学区の中学や高校は全国大会レベルの強豪校で、引っ越しをしない限りはいれない学校を指をくわえて眺めるだけでした。
大学も同じで、吹奏楽自体がなかったので、音楽研究会みたいなのに入って細々と吹いていました。
ちゃんと指導できるコンダクターの元で大編成の吹奏楽やってみたかったなあ…
市民吹奏楽みたいなのもやったんですけど、吹奏楽レベルの高い学校出身の人の勢いがどうもなじめなかったですねえ。
細々と吹いているくらいなので、当然レベルアップすることもなく、
なのに辞めることもなく細々とこれまで来ちゃった。
そんな日に終わりが…終わりというか3回の出産を経て、食いしばりすぎたみたいであごをダメにしちゃったんです。顎関節症です‥
やってる方はわかると思うんですけど、クラリネットはマウスピースに取り付けたリードを振動させて音を出す楽器で、マウスピースをくわえて息を入れるんですけど、
顎関節症になってから楽器を吹くたびに顎が痛くて…
顎関節症の治療も一応したんです。
普通の生活を送るのには平気なんだけど楽器を演奏するのは辛い…
でもなんか楽器はやりたいなあ…と思って始めたのがフルートでした。
クラリネット、アルバイトして買ったクランポン持ってるんですけどね~
なんとかに真珠でしたね~
処分しようかと思いケースを開けてみたら
泣けて来ちゃったので処分できないままです。情けなし…
フルート始めたばかりの時は指使いがクラリネットなっちゃったり、そもそもフルートを縦に構えちゃったりして先生に爆笑されました。
知識全くなし状態で始めたフルートでしたが、一応耳でピアノとあわせてチューニングはできるし、音程があってるかどうかとか音のイメージくらいはわかるので、これまでの細々とした歩みは全く無駄じゃなかったかな…無駄じゃなかったと思いたいです。
それにしてもクラリネットどうしよう…悩ましいこの頃です。